帰りたいと願ったのはあいつ。
居て欲しいと望んだのは自分。



けれど、俺はあいつに何も言わず、
実際に傍にいることを望みと答えたのは相手の方で。





帰りたいと願ったのは俺。
その願いすら叶えようとしてくれたのは貴方。



けれど俺は最終的にあの人の傍にあることを望みと答え、
あの人はその身勝手な願いを受け入れてくれたが。













そのことは俺に、安堵とともに微かな不安を残した。









『密なる・・・』



2002.08.04アップ

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